

タイトル:くま
サイズ:T28×W28.5×D19cm
素材:セラミック
制作年:2022
アーティストステートメント
〈展覧会名「ブロック遊び」より〉
普段粘土で作品を作っていく過程で素材の重さや重心に気を配り、量感や面といった彫刻で大切な要素について考えていると、ふと、これは子供の頃のブロック遊びと似ているなと感じました。そこから今回の展覧会名である「ブロックあそび」にしました。
与えられたシンプルなオブジェを何かに見立てて自由に展開するブロック遊びと、自分自身の創作に共通点を見いだしながら、その創作の過程で出てくる平面的なドローイングと彫刻の2次元性と3次元性との差異について考え、今一度、自分にとって「彫刻」という3次元的表現の可能性を自分なりに遊びながら再考する展覧会となります。
最後に、創作のイメージは手を動かして何かを触っている時に湧いてきます。頭であれこれ考えるより、手を動かす方が大切ですね。そういう点で私にとってセラミック(陶芸)は性に合っている気がします。
杉谷 一考
アーティストプロフィール
杉谷 一考 | SUGITANI KAZUTAKA
1985年 滋賀県に生まれる
2009年 広島市立大学芸術学部美術学科彫刻専攻 卒業
2011年 広島市立大学芸術学研究科博士前期課程彫刻専攻 修了
同年 滋賀県陶芸の森 ( 信楽 ) にてレジデンス
2019年〜現在 広島市立大学芸術学部美術学科彫刻専攻 非常勤講師
個展
2019年 「まだいるはず」(いとなギャラリー・東京)
「ねこぜ」(GALLERY TOMO・京都)
2015年 「ここではないどこか」(静岡コンペティションアーツセンター)
2014年 「ここではないどこか」(GALLERY TOMO・京都)
Art fair
2016年 Fabrik expo(ロサンゼルス・US)
2013年 Hong kong contemporary(香港)
2012年 Daegu art fair(大邱・韓国)
2011年 Art edition(ソウル・韓国)
Awards
2018年 ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川国際交流賞
2016年 BIWAKO大賞展 入賞
第5回 床の間アートコンペ入賞
2015年 グランシップアートコンペ2015グランシップ賞(静岡)
企画展、グループ展、その他
2022年 越後妻有大地の芸術祭2022 -里山アートどうぶつ園ーどうぶつたちのソーシャルディスタンス-(ナカゴグリーンパーク・新潟)
LOS PINTHOS(Lapis gallery・広島)
2020年 Tisty sculpture(はつかいちギャラリー・広島)
2019年 ブレス-生命の息吹-(T-SITE Anjin Cafe・東京)
六甲ミーツアート2019(六甲山・兵庫)
2018年 りったい×リッタイ(gallery UG・東京)
京都府新鋭選抜展2018(京都文化博物館)
2017年 MATIII(HS-LAB・広島・三原)
りったい×リッタイ(gallery UG・東京)
2016年 掌展(gallery UG・東京)
2015年 六人の作家達展(MIギャラリー・大阪)
まちかどアートワークス(西条市・広島)
https://www.instagram.com/kazutaka_sugitani/